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訪日旅行者の誘致強力に公明新聞:2010年8月4日付

訪日旅行者の誘致強力に公明新聞:2010年8月4日付

地域が競い合い美しい国土づくりを
国際観光の潮流

訪日観光客の増加は、地域経済の活性化につながる。しばしば指摘されるように「観光は21世紀のリーディング産業」である。ただ、昨年の海外からの旅行者は、円高や世界金融危機による景気後退、新型インフルエンザの影響もあって、679万人(前年比18.7%減)にとどまった。

明るい話題は、中国人観光客の増加である。その力強い消費行動に期待が高まる中、7月から、発給要件である年収を大幅に引き下げるなどの措置によって、一日当たりの個人観光ビザの発給件数が、6月に比べて倍増(7月23日までの平均)したことが明らかになった。

これは、公明党が2003年7月の「観光立国の戦略的展開を求める20の提言」で中国・韓国人旅行者へのビザ発効要件の緩和をいち早く提案し、予算委員会や国土交通委員会など、国会でも再三、この問題を取り上げ、実現を求めてきた成果である。

中国人旅行者は100万人を超え訪日観光客全体に占める割合も15%に達しており、今後の拡大に期待がかかる。

もちろん、「中国だのみ」では観光立国の道は開けない。訪日外国人旅行者は、日本人の海外旅行者の半分以下だし、世界各国の外国人旅行者数では、フランスや米国に遠く及ばず、アジアでも、中国、マレーシア、タイなどを下回る28位(08年)と低迷している。

世界観光機関(UNWTO)によれば、世界の国際観光客数は、05年の約8億人から、20年には約16億人と約2倍に拡大すると予測されている。日本がこの巨大な潮流に取り残されることがあってはならない。

海外旅行者にとって、魅力のある国にするには、何が必要か。

現在の主な訪日理由である「ショッピング」や「日本食」「温泉」だけでなく、日本の歴史や文化、景観や治安の良さなどをもっと知ってもらい、旅行客誘致への戦略を練り上げる必要がある。

無秩序な開発で景観が損なわれていたり、観光名所のはずが、ごみが散乱していたりする場所も少なくない。豊富な観光資源を生かす美しい地域づくりが求められる。

また、主に都道府県単位で行われている海外旅行者の誘致作戦を、広域化する試みも必要だろう。

観光立国への道は日本を「快適な国」「訪問者に優しい国」にしていくことに通じる。自治体レベルでもさらに観光政策を充実させ、観光で地域振興を図っていきたい。
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| 新聞 | 09時54分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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