FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

子ども読書推進は未来への投資

公明新聞:2010年10月27日付

子ども読書推進は未来への投資
文字・活字文化の日

考えてみれば、19世紀フランスの文豪ビクトル・ユゴーの名作「レ・ミゼラブル」や紫式部による平安時代の長編小説「源氏物語」、さらには紀元前の孔子の言葉「論語」など、私たちが今でも、はるか昔の文学を目にすることができるのは、文字・活字文化のおかげである。

きょう10月27日は「文字・活字文化の日」。国民が、本や新聞などの活字に親しみやすい環境をつくることを目的として、5年前に制定された文字・活字文化振興法で定められたものだ。

今年は2008年の国会決議で全会一致で採択された「国民読書年」でもある。良書に親しみながら、読書の秋を大いに楽しみたい。

わが国では「本離れ」「活字離れ」が指摘されて久しいが、本に親しむ環境づくりは着実に進んでいる。

文部科学省の社会教育調査によれば、全国の図書館は1996年度以降、一貫して増え続け、08年10月1日現在で初めて3000施設を突破。07年度に小学生に貸し出された本の冊数は、登録者数の平均で過去最高の35.9冊となっている。

公明党が強く推進してきた学校での「朝の10分間読書運動」や、家庭や地域における「読み聞かせ運動」、赤ちゃんの健診時などに絵本をプレゼントする「ブックスタート運動」も、全国各地で定着してきている。特に「朝の読書」を実施している学校は全国の7割を超え、小中高の合計で2万6732校(21日現在=朝の読書推進協議会調べ)に上っている。

読書は想像力や考える力などを培い、他人を思いやる心など豊かな人間性を育む源泉である。逆に、読書離れによる言語力などの低下は、将来的な日本文化の衰退にもつながりかねない。公明党は文化芸術立国・日本をめざし、これからも読書環境の充実、文字・活字文化の振興へ全力で取り組んでいきたい。

気掛かりなのは、民主党政権の姿勢である。

昨年の事業仕分けでは、子どもの読書活動を支援する事業が「廃止」と判定され、予算額が大幅に削減。09年度予算では「子ども読書応援プロジェクト」事業に1億5506万円が確保されていたが、今年度から創設された「子どもの読書普及啓発事業」では1億円以上も少ない4900万円にダウン。来年度予算の概算要求でも微増の5688万円にとどまっている。

民主党政権は、子ども読書の推進が未来への投資であることを肝に銘じるべきだ。
関連記事

| 新聞 | 11時39分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://nakajimanews.blog96.fc2.com/tb.php/1458-224dcb37

PREV | PAGE-SELECT | NEXT