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深刻さ増す降灰被害

深刻さ増す降灰被害
公明新聞:2011年1月30日付

新聞

降灰を避けるため、傘をさし、マスクをかけ下校する児童たち=28日 宮崎・都城市
深刻さ増す降灰被害
宮崎、鹿児島県

52年ぶりの爆発的噴火。26日から始まった宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火活動は、広範囲に降灰をまき散らし、住宅の窓ガラスやふすまを揺らしていた。噴火は今なお収まる気配を見せず、風向きの変化によって降灰被害が拡大している。


灰が舞い 上がる道路 除去作業が難航
「ドドドーンと地響きが鳴り響き、怖くて怖くて。小石のような噴石も降り注ぐように落ちてきました」―。新燃岳の火口から南東方向にある宮崎県都城市の夏尾地区に住む北島典子さんは、噴火による被害状況を生々しく語った。

屋根には灰色の降灰が積もり、庭木も灰にスッポリと覆われていた。風もないのに、ガタガタと窓ガラスが鳴り響き、不安な一夜を送ったという。これは火山の噴火に伴い空気の振動が広がる「空震」と呼ばれる現象で、噴火の規模はかなり大きいといえる。

火口には溶岩ドームや火砕流の跡も確認されており、新燃岳では189年ぶりとなる「マグマ噴火」と見られている。

道路は7~8センチも積もった降灰に覆われ、車が通ると、先が見えなくなるほど灰が舞い上がる。今のところ降灰が収まる様子はなく、降灰の除去作業は難航を極める。市民生活も混乱。マスクやゴーグルが品不足になるほどで、肺やノド、目を痛めるなどの健康被害が危惧されている。

農業はさらに深刻だ。ほうれん草などの葉物野菜に降灰がつき、洗って出荷しているものの、これ以上降灰が続くと「お手上げ」と生産者は肩を落とす。ハウスを10棟ほど持つバラ園業者の矢野正美さんは、「ハウスが降灰で真っ黒に。太陽光線が遮られ、生育に支障を来す心配も」と予想外の自然災害に頭を抱えていた。

公明党は宮崎、鹿児島両県本部が「噴火災害対策本部」をそれぞれ設置。地元議員が中心となり、被災住民を見舞うとともに、救援のための現況調査に当たっている。

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