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年金消失の罪は重い

年金消失の罪は重い

公明新聞:2012年3月28日付

新聞

質問する竹内氏=27日 衆院財金委


中小企業倒産の恐れ
AIJ社長 運用改ざん指示認める新聞

衆院財金委で竹内氏が質問
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衆院財務金融委員会は27日、AIJ投資顧問が顧客から預かった巨額の企業年金を消失させた問題で参考人質疑を行った。

参考人としてAIJの浅川和彦社長らが出席した。2月の問題発覚後、浅川社長が公の場に姿を見せたのは初めて。

浅川社長は多額の損失を出したことについて「取り戻す自信はあったが、責任を痛感している」と謝罪する一方、「最初からだます気は、まったくなかった」と釈明。AIJとして過去9年間に顧客から合計約27億円の報酬を得て、自身の年収が7000万円前後に達していたことを明らかにした。

質疑の中で公明党の竹内譲氏は「浅川社長の罪は重い」と指摘。ウソの運用成績などを顧客に見せて約1500億円もの年金資産を集めた上、その大半を運用の失敗で消失させた責任をただした。

また、「(AIJに運用を委託した企業年金の)88万人の加入者、受給者を絶望に陥れただけでなく、多くの中小企業が(損失の穴埋めによる)倒産の不安におびえている。年金制度そのものの信頼を失わせかねない大事件だ」と批判した。

その上で、運用成績の改ざんを主導した人物が誰なのか追及。浅川社長は自らが指示していたことを認めた。

さらに、竹内氏は年金基金からの解約が相次いだ際、新規顧客から得た資金を解約による払い戻しに充てていた問題に言及。「運用の意思がないまま、新規顧客からお金を集めていた。詐欺罪に該当する可能性がある」と指摘した。

このほか、竹内氏は資金の流れが不透明な実態を踏まえ、「海外で(資金を)隠しているのでは」と追及。浅川社長は「どこかに隠すとか持っていくというスキーム(仕組み)にはなっていない」と否定した。

また、竹内氏は高額の報酬を得ている浅川社長の「財産の全てを弁償に充てるべきだ」と訴えるとともに、事実解明へ「(浅川社長らの)証人喚問の必要性がある」と主張した。
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