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「武道」の必修化 心身の“成長の糧”に期待

「武道」の必修化 心身の“成長の糧”に期待

公明新聞:2012年4月18日付

教員への研修など事故防止に万全の対策を
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4月から中学校の1、2年生の保健体育で「武道」が必修化された。

実際の授業が行われるのは、ほとんどの学校で2学期以降となる見通しだが、生徒が男女ともに、学校の選択した「柔道」や「剣道」「相撲」「空手」「弓道」などの種目を学ぶ光景が各地で見られることになる。

わが国固有の文化である武道が、子どもたちの人間形成に寄与するところは大きい。

身体能力が鍛えられるだけではない。「礼に始まり礼に終わる」との言葉に代表されるように、礼儀作法を習うなどの中で、相手を尊重し、ルールを守って試合をする精神なども培うことができる。

しかも、今や柔道などは、国際的なスポーツ競技だ。中学生の時から体験することで、国際理解や交流を深める一助ともなるだろう。

青少年の健全な育成をめざす公明党が、武道教育について積極的に推進してきたのは、そうした理由からだ。

その上で、授業中の事故に対しては、万全の対策を期していかなければならない。

文部科学省の調査によれば、6割以上の学校が柔道を選ぶと見られている。

これまで柔道では、部活動を中心として死亡事故や大きなケガが残念ながら起きている。技をかけられた際、受け身を十分に取れず、頭や首にダメージを受けてしまったことなどが原因とされている。

さらに教員にも、柔道経験が乏しい人もいると言われ、一部の保護者からは心配の声が上がっている。

こうした声を踏まえ、各自治体の教育委員会では、独自に教員向けの講習会を開催するなど対策を進めている。文科省も、日本武道競技会加盟団体と連携しながら、各種の指導者研修会を開催するなどしている。

公明党もこれまで、武道教育が安全・円滑に行われるよう、武道場の整備や指導者の育成を訴えてきた。

3月22日の参院文教科学委員会では山本博司氏が、安全の確保に向けた教員研修について、「(対応を)県や市町村に任せるのではなく、しっかり文科省としてフォローをお願いしたい」と要望。外部指導者の活用推進や、医療機関との緊密な連携なども提案した。

本格的な授業開始までに、事故防止への取り組みを完璧にすることが急がれる。

子どもたちには、安全・安心の環境の中で、心身ともに“成長の糧”となる武道教育に親しんでもらいたい。
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| 新聞 | 14時39分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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