PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --時--分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

漂流がれき処理 柔軟で誠意ある対応を

漂流がれき処理 柔軟で誠意ある対応を
公明新聞:2012年9月19日付

日本主導で国際ルールの確立急げ

自然災害による結果とはいえ、「日本発」の漂流物である。“対岸の火事”を決め込むわけにはいかない。

東日本大震災で発生したがれきが米国とカナダの西海岸に漂着している問題で、政府は両国に総額600万ドル(約4億7000万円)の処理費用を提供することを決めた。

公明党の井上義久幹事長が6月、「発生国の責任として、政府は迅速かつ主体的に支援策を講じるべき」ことをいち早く主張してから3カ月。相も変わらぬ「遅い、鈍い、心がない」対応と言わざるを得ないが、決定それ自体は評価してよいだろう。

在日米軍による「トモダチ作戦」など、震災時に受けた両国からの支援に応えるためにも、政府はこれを機に情報の交換・共有なども積極的に進め、最後まで誠意ある姿勢を貫いてもらいたい。

環境省によると、今回の震災で海上に流出したがれきは約500万トンに上る。このうち7割程度が日本近海で沈んだが、残る3割の約150万トンが“漂流がれき”となって太平洋に流れ出た。

既に一部は米国のアラスカ州やオレゴン州などの海岸に流れ着いているが、本格化するのは10月以降。来年2月までに約4万1000トンが北米の沿岸部全域に流れ着き、その後、海流に乗って反転し、数年をかけてハワイ諸島などに向かうと見られている。

漂流がれきは海上を行き交う船舶の航行を邪魔するだけではない。漂着地の景観を損ない、観光面で重大な影響を及ぼすほか、生態系や漁業などにも深刻な打撃を与える。

実際、6月に米オレゴン州に漂着した青森県三沢市の浮桟橋には、ヒトデやイソギンチャク、貝類などが大量に付着していたという。現地では「外来種」の侵入による生態系への悪影響を懸念して、約8万5000ドル(約660万円)をかけて浮桟橋を大急ぎで撤去したほどだ。

漂流がれきの処理については明確な国際ルールがなく、流れ着いた先の国や自治体が処分するのが慣例となっている。日本政府も「国際法上の責任はない」との立場だ。

だが、これほど大量の漂流がれきが発生した例は過去にない。建前や理屈ではなく、道義的責任から積極的かつ柔軟に対応することが重要だ。

併せて、今回の経験を生かし、海洋漂流物の処理に関する国際ルールづくりを日本の主導で推進する覚悟も求められる。

“外交なき民主党政権”の力量がここでも問われていることを指摘しておきたい。
関連記事

| 新聞 | 14時20分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://nakajimanews.blog96.fc2.com/tb.php/2860-be31eb02

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。