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3大学認可問題 混乱招いた文科相の迷走 またもや民主党政権の迷走である。 

3大学認可問題 混乱招いた文科相の迷走

公明新聞:2012年11月9日付

後手に回った対応で 問われる野田政権の責任

またもや民主党政権の迷走である。

田中真紀子文部科学相が7日、秋田公立美術大学など来春開学予定の3大学新設を不認可とする方針を撤回し、「認可する」と表明した。

開学の見通しが立ったとはいえ、二転三転した田中文科相の対応に、振り回されたのは、何の落ち度もない大学関係者や受験生たちである。

現場に無用な混乱を招いた文科相の責任は極めて重い。大臣としての資質が厳しく問われよう。

問題の発端は、1日に文科相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」が3大学の「認可」を答申したにもかかわらず、翌2日に文科相が設置認可のあり方の見直しを訴え、「(3大学を)認可するわけにはいかない」と発言したことにある。

しかし、大学関係者などからの猛反発を受けた文科相は、6日になって「新たに作る設置認可の基準で、新設の可否をあらためて判断する」と見解を修正。さらに世論の批判が強まる中、結局、7日に「現行の制度にのっとり適切に対応する」として“全面撤回”へ追い込まれた。

確かに、少子化の影響などによる私立大学の定員割れや経営難といった課題はあるにせよ、設置認可のあり方の問題と個別の大学新設の可否の問題を結び付けたのは、あまりにも乱暴な議論だった。

大学側は、申請前から文科省との事前協議を重ね、準備を尽くしてきた。審議会の審査も手続き通りに行われた。その上で、3大学は必要な要件を満たしていたのであるから、「認可」されて当然の結果である。

こうした大臣の“暴走”ともいうべき状況を許した内閣全体としての責任も非常に重大だ。

報道によれば、野田首相や藤村官房長官は、文科相の「不認可」方針を事前に伝えられていたという。しかも「首相官邸側が田中氏を直接たしなめる場面はなかった」(「毎日」8日付)と指摘されており、対応が後手に回った感は否めない。

野田首相は先月、「内閣機能を強化するため」として内閣改造をしたばかりである。

しかし、改造から1カ月足らずのうちに、外国人献金や暴力団関係者との過去の交際を認めた田中慶秋氏が法相を辞任した。それに続く今回の迷走である。こうした閣僚のトラブルは、任命権者である野田首相に責任があることは明らかだ。

公明党は野田政権の責任を厳しく追及していく。
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| 新聞 | 12時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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