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デフレ克服へ第1弾 12年度補正予算が成立

デフレ克服へ第1弾 12年度補正予算が成立
公明新聞:2013年2月27日付

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討論に立つ谷合氏(左)と、質問する横山氏=26日 参院予算委

復興加速、防災・減災に着手
参院本会議

国費10.3兆円の緊急経済対策を盛り込んだ2012年度補正予算が26日午後の参院本会議で、自民、公明両党、日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。採決では賛成117票、反対116票の1票差だった。

12年度補正予算は、金融政策と財政政策、成長戦略の“3本の矢”でデフレ(持続的な物価下落)を克服し、国民の雇用や所得の拡大をめざす対策の第1弾。速やかな執行で景気を下支えし、日本経済の再生につなげる。

内容は(1)復興・防災(2)成長による富の創出(3)暮らしの安心・地域活性化―の重点3分野で構成。国民の命を守る「防災・減災ニューディール」など、公明党の考え方や提案が随所に反映された【一覧表参照】。

復興の加速に向け、震災復興特別交付税を増額し、被災自治体による被災者の住宅再建事業を後押し。原発事故で避難生活を送る住民の帰還促進支援などを実施する。

全国的な防災・減災対策では、トンネルや橋、道路などインフラ(社会資本)の総点検と維持・補修などの老朽化対策に着手するほか、学校、病院、福祉施設の耐震化も前進。地方自治体の取り組みを財政的に支援する「防災・安全交付金」と「地域の元気臨時交付金」を創設した。

成長戦略に関連し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した再生医療の研究開発支援などを推進。中小企業の資金繰りや事業再生の各種支援策、保育所の待機児童解消に向けて保育士の待遇改善などを推進する。

本会議に先立ち、参院予算委員会は同日午前、補正予算案を賛成多数で可決。公明党の横山信一氏が締めくくり質疑に、谷合正明氏が賛成討論に立った。

横山氏は、「漁業経営セーフティーネット構築事業」の基金を39億円積み増すことに関連し、漁業者が現下の燃油高騰局面に不安を募らせていることを踏まえて「しっかりした対応を」と要請。林芳正農林水産相は「動向を注視し、適切に対応していく」と答えた。

谷合氏は、防災・減災対策などの施策を通じて「低迷してきたわが国経済を一気に回復基調へ転換するものと確信する」と強調。政府が公共事業の入札公告前倒しや手続き簡素化で早期執行をめざす姿勢を評価した。

与野党超え内容に賛同
山口代表

公明党の山口那津男代表は26日夕、2012年度補正予算の成立を受け、国会内で記者団の質問に答え、大要、次のような見解を述べた。

一、新政権として最優先で取り組んだ第1弾の補正予算が成立したのは極めて大きい出来事だ。特に、1票差で劇的な可決となった。これは政権にとって非常にプラスだし、国民にとっても国会が一発で成立させたという印象は大きいと思う。

一、今回の結果は、単なる党派の数合わせではなく、(予算)内容の実質を見ての賛否が生んだと思う。今後も(日銀総裁の)同意人事、本予算など、(野党に対し)丁寧にその実質の重要性を話して理解を促し、いい結果に結び付くよう、慎重かつ丁寧に努力していきたい。

一、(補正予算編成では)与党として、意思決定を着実・迅速にやってきた。内容の吟味、情報の伝達といった与党の全体の取り組みが、こういう結果につながったという面を重視していきたい。

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