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ワクチンと検診で予防を

ワクチンと検診で予防を
公明新聞:2013年4月9日付

全ての女性が正しい理解深めよう
子宮頸がん

きょう4月9日は、4と9の語呂合わせで「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」。若い女性に増えている子宮頸がんの正しい知識や予防の大切さを知ってもらうため、専門医や市民団体などが中心となって、きょう一日、全国で啓発イベントが行われる。

子宮頸がんは、子宮入り口の頸部上皮に発症するがんである。日本で年間1万5000人前後の女性が発症し、約3500人が亡くなっている。原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)への感染である。

感染を防ぐ方法にワクチン接種がある。産婦人科医らでつくる「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」が昨年、接種費用が公費助成されている自治体での接種率を調査したところ、65%に上った。全額無料の自治体では8割に達した。国内では中学1年~高校1年の女子に対するワクチン接種が公費助成されてきた。自治医科大学附属さいたま医療センターの今野良教授は「未接種の場合に比べ、がんの発生、死亡者数を70%以上減らすことができる」と話しており、効果は大きい。一人でも多くの女性に受けてほしい。

ただ、ワクチンは万能ではない。完全に予防するには、がん検診を受け、細胞が、がんになる前に発見することが大切だ。子宮頸がんは、がんになる原因や過程が解明されており、ワクチンと検診の両面からの予防が重要である。

これまでは国の暫定的な予算措置によってワクチンが接種されてきたが、公明党の主張を受け、4月からは国が勧める定期接種になった。費用は半年間に3回接種すると約5万円掛かる。この金額の9割を国が負担、万一、重い副作用が起きた場合には手厚い補償が受けられる。

どんなワクチンにも、まれに副作用が起きる。子宮頸がんワクチン「サーバリックス」は、日本で2009年12月の発売から昨年末までに約684万回接種された。世界100カ国以上で承認されているワクチンである。このうち、重い副作用は88例で失神やけいれんなどが報告された。

厚生労働省は「安全性に重大な懸念はなく、特段の措置は必要ない」と言うが、国が推奨するワクチンである。国民の不安を取り除くために、分かりやすい情報を一段と発信してもらいたい。

検診の精度向上について公明党は、従来からの細胞診に加え、HPV検査の併用を盛り込んだ「子宮頸がん予防法案」の早期成立をめざしている。女性の命を守る政治を、さらに前進させていく。
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| 新聞 | 19時14分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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